循環経済型の資源活用セミナーのご案内(埼玉県)
2023年11月9日 15時06分 [事務局08]【11月9日】
本セミナーでは、プラスチックリサイクルやバイオ系材料等の活用をテーマに、持続可能な社会を築くための新たなアプローチに焦点を当てるとともに、最新の動向や技術的な活用に向けた事例を紹介します。
次世代の環境に貢献する経営戦略を模索できるような、リサイクル技術の活用やバイオ系材料等の導入を推進するための、情報発信と知識の提供を行います。是非、御参加ください!
【日 時】
令和5年11月20日(月) 13:30~16:40
【場 所】
新都心ビジネス交流プラザ4階
(さいたま市中央区上落合2-3-2) JR北与野駅前
【参加費】
無料
【定 員】
50名
【概 要】
1 動静脈連携を進める物質循環 13:30~14:30
東北大学 大学院環境科学研究科・教授 吉岡 敏明 氏
内容:
カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーを実現するために重要な要素となっている新たな物質循環ルートやシステム構築において、最近の国内外の取組状況と研究の動向と今後の方向性・展望について、政策的・技術的な観点から、ご紹介します。
2 未利用廃棄資源から得られる植物油を原料とするバイオマスプラスチックに関する取り組み 14:40~15:40
東京農工大学 工学研究院応用化学部門 准教授 兼橋 真二 氏
内容:
持続可能な社会実現に向けた未利用・廃棄バイオマスであるカシューナッツ殻からのバイオマス素材の開発について紹介します。この取組は有害なホルムアルデヒドや重金属触媒を使わない環境調和型プロセスででき、材料は塗料、フィルム、シート、樹脂など、幅広く展開できます。また、無溶剤形成が可能で、耐熱性や柔軟性があるため、幅広い応用展開が期待できます。
3 新しい多糖類系バイオマスプラスチック “パラレジン” 15:40~16:10
株式会社ユーグレナ R&Dカンパニー R&D企画室 阿閉 耕平 氏
内容:
“パラレジン”とは、非可食性バイオマスから得られる多糖類を原料に、石油由来プラスチックと同等の耐熱性や硬さを実現出来得る新しいプラスチックです。今回はパラレジンと、パラレジンの社会実装に向けて設立されたパラレジンジャパンコンソーシアムの活動について、ご紹介します。
4 名刺交換会 16:10~16:40